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[C2029] 転回形の選択については自由でしょうか

さっそくのご丁寧なご回答、ほんとうにありがとうございます!聴くだけ作曲入門にローインターバルリミットへの言及がありますね、そちらもまた詳しく見返そうと思います。

追加で知りたいのですが、コードハーモニーについてはC3付近でまとめることは理解しました。では、もともとの和音の形から、転回させる必要があると思いますが、各転回にも、フレーズの頭には持ってきにくかったり、フレーズ終わりの感じが弱かったりと、キャラクターがあるように思います。先生はそのあたり、どのように対処されますでしょうか。影響の少ないところでは、ある程度自由に転回形を選択できるように思いますが、上記の点、どうしても疑問がぬぐえません…。

どうぞよろしくお願いいたします!ありがとうございます。
  • 2015-07-19
  • 質問者
  • URL
  • 編集

[C2032] ===質問者さんへ===

このご質問に関しましては、おそらく
最初のご質問に書かれている
「作り方」も関係してくるかと思われます。

Cメジャーで考えたものを
Aメジャーに直すよりは、
最初からAメジャーで考えた方が
最適な響きを選べるはずです。

最初にハ長調で作って、
それを別の調性に移調すると
どうしても、最初の印象と響きが異なるため
「なんか、違うなあ」ってことになると
思います。

それよりは、初めからイ長調で作ってしまえば
最適な響きを選べるはずですから、
「ハーモニーがどうしてもきれいに響かない」
という事態にはならないでしょう。

さて、
右手で押さえるコードの転回形に関しましては
メロディとベースとの兼ね合いもありますので、
一概には、これが正解とは言えないのですが、
C3付近で音を集めれば、確実に上手くいくはずです。
その場合、テンションはトップノート(外声)に
置くよりは内声部に潜めると目立ちません。
また、コードハーモニーだけで聴いて、
奇麗な流れが生み出せているか、
そこも重視しします。
コードワークの中で、コードハーモニーの
移り変わりが自然であることが、
時間軸での「ある1点」における響きよりも
重要ではないかと思います。
時間軸の「ある一点」だけで聴くと
「あれ、おかしいな?」と思うコードの堆積でも
次のコードへの進み方が自然であればOKとなるのは
聴くだけ作曲入門でCM7/BというCM7の第三転回形で
ご説明しております。
極論としましては、
「流れ」が気持ち良ければ、どのようにコードを
押さえても問題ないと思います。そして、
どのような流れが自然かと言えば、
9th→根音、11th→第三音、13th→第五音
へ進む流れを重視していけば上手くいくと
思います。
「テンションの進みやすい方向」を守りつつ
C3付近にコードハーモニーをまとめると
上手くいくでしょう。

いかがでしょうか?
よろしくお願い致します。
  • 2015-07-20
  • Hiroshi Fujimaki
  • URL
  • 編集

[C2035] ありがとうございました!

分かりやすくご説明下さり、本当にありがとうございました。

ひとつだけ、初心者にとって、「テンションの進みやすい方向を意識する」ことは難しく感じます。

9th→根音、11th→第三音、13th→第五音への流れというのは、同一のルート音をもつ和音の中では理解できていると思います。たとえばCではレからドへの動き、ファからミへの動き、ラからソへの動きを意識しましょう、ということですよね?

ただ、別の和音へ進むときには、もともとの根音はすでに根音ではないわけで、そう思うとどのように考えよ、ということなのか、何だか混乱してしまっています。

コードハーモニーの移り変わりが自然であることを重視すべきとのお言葉はたいへん分かりやすく、納得できました。ありがとうございました!
  • 2015-07-23
  • 質問者
  • URL
  • 編集

[C2036] ===質問者さんへ===

そうですそうです、テンションの進みやすい方向は、
そういうことです。
混乱されている部分につきましては、
また譜面をご用意致しましたので、
こちら↓ご覧頂ければと思います。

http://sonicmovement.blog32.fc2.com/blog-entry-807.html

よろしくお願い致します!
  • 2015-07-24
  • Hiroshi Fujimaki
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質問コーナー[移調とハーモニーについて]

早速、1つご質問を頂きました。

増刷おめでとうございます。すばらしい書籍を
たくさん残しておいでですね!
さて、質問はこちらでOKとのことでしたので、
質問させていただきます。
現在、Aメジャーの曲を制作中なのですが、
コードを考えるのがCメジャーで考えるほうが楽なので、
まずCで作って、最終的に短三度下へ
移調しようとしています。

ところが、Cではきれいに聞こえてるのが、
Aへ落とすとハーモニーがどうしてもきれいに
響かないような気がします。

最初からAで考えて作るべきなのでしょうが、
CからそのままAへ落とすと、
このような事象は当然考えられることなのでしょうか?
であれば、濁らないようにするには、
転回させたりベース音をオクターブあげたりと、
工夫が必要になりますか?


<以下、ご質問への回答です>

Q20150718.jpg
(↑クリックで大きく開きます)

ご質問ありがとうございます。

ハ長調で作ったものを単純にトランスポーズして
他調に移調する場合、一番問題となるのが
コードハーモニーの音域です。

メロディやベースは、
トランスポーズでも比較的うまく響く
可能性がありますが、
コードハーモニーはローインターバルリミット
の問題が生じますので、注意が必要です。
つまり、単純なトランスポーズではなく、
C3付近にコードハーモニーを集めるように
すれば上手く響くはずです。

譜例をご覧下さい。
Ex-01はハ長調の状態です。
(C→Am7→Dm7→F/G)

これを3半音下げたものがEx-02です。
(A→F#m7→Bm7→D/E)

現状、わずか3半音下げただけですから
それほど悪くはありませんが、
例えば、ヘ長調に下げるとなると
7半音下げるわけですから、
コードハーモニーは非常に重たい
響きになってしまいます。

Ex-03はコードハーモニーを意図的に
C3付近にまとめたものです。
このバージョンはEx-01のコードハーモニーに
音域が近いですから、聴いた印象も
Ex-02よりEx-03の方がEx-01に近く
感じられると思います。

以上のように、移調する場合は、
単にトランスポーズするよりも
コードハーモニーをきちんとC3付近で
まとめることが重要です。
単純にトランスポーズで下げ過ぎると
確実にローインターバルリミットに抵触しますし
トランスポーズで上げ過ぎると
コードハーモニーが可愛らしく軽い響きに
聞こえてしまいます。

これらを注意して、移調すれば
上手くいくはずです。
もちろん、コード以外の
メロディやベースも、最適な音域を
選んであげるべきであり、
それはコードハーモニーとの兼ね合いで
決められるでしょう。

いかがでしょうか?
よろしくお願い致します。
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[C2029] 転回形の選択については自由でしょうか

さっそくのご丁寧なご回答、ほんとうにありがとうございます!聴くだけ作曲入門にローインターバルリミットへの言及がありますね、そちらもまた詳しく見返そうと思います。

追加で知りたいのですが、コードハーモニーについてはC3付近でまとめることは理解しました。では、もともとの和音の形から、転回させる必要があると思いますが、各転回にも、フレーズの頭には持ってきにくかったり、フレーズ終わりの感じが弱かったりと、キャラクターがあるように思います。先生はそのあたり、どのように対処されますでしょうか。影響の少ないところでは、ある程度自由に転回形を選択できるように思いますが、上記の点、どうしても疑問がぬぐえません…。

どうぞよろしくお願いいたします!ありがとうございます。
  • 2015-07-19
  • 質問者
  • URL
  • 編集

[C2032] ===質問者さんへ===

このご質問に関しましては、おそらく
最初のご質問に書かれている
「作り方」も関係してくるかと思われます。

Cメジャーで考えたものを
Aメジャーに直すよりは、
最初からAメジャーで考えた方が
最適な響きを選べるはずです。

最初にハ長調で作って、
それを別の調性に移調すると
どうしても、最初の印象と響きが異なるため
「なんか、違うなあ」ってことになると
思います。

それよりは、初めからイ長調で作ってしまえば
最適な響きを選べるはずですから、
「ハーモニーがどうしてもきれいに響かない」
という事態にはならないでしょう。

さて、
右手で押さえるコードの転回形に関しましては
メロディとベースとの兼ね合いもありますので、
一概には、これが正解とは言えないのですが、
C3付近で音を集めれば、確実に上手くいくはずです。
その場合、テンションはトップノート(外声)に
置くよりは内声部に潜めると目立ちません。
また、コードハーモニーだけで聴いて、
奇麗な流れが生み出せているか、
そこも重視しします。
コードワークの中で、コードハーモニーの
移り変わりが自然であることが、
時間軸での「ある1点」における響きよりも
重要ではないかと思います。
時間軸の「ある一点」だけで聴くと
「あれ、おかしいな?」と思うコードの堆積でも
次のコードへの進み方が自然であればOKとなるのは
聴くだけ作曲入門でCM7/BというCM7の第三転回形で
ご説明しております。
極論としましては、
「流れ」が気持ち良ければ、どのようにコードを
押さえても問題ないと思います。そして、
どのような流れが自然かと言えば、
9th→根音、11th→第三音、13th→第五音
へ進む流れを重視していけば上手くいくと
思います。
「テンションの進みやすい方向」を守りつつ
C3付近にコードハーモニーをまとめると
上手くいくでしょう。

いかがでしょうか?
よろしくお願い致します。
  • 2015-07-20
  • Hiroshi Fujimaki
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[C2035] ありがとうございました!

分かりやすくご説明下さり、本当にありがとうございました。

ひとつだけ、初心者にとって、「テンションの進みやすい方向を意識する」ことは難しく感じます。

9th→根音、11th→第三音、13th→第五音への流れというのは、同一のルート音をもつ和音の中では理解できていると思います。たとえばCではレからドへの動き、ファからミへの動き、ラからソへの動きを意識しましょう、ということですよね?

ただ、別の和音へ進むときには、もともとの根音はすでに根音ではないわけで、そう思うとどのように考えよ、ということなのか、何だか混乱してしまっています。

コードハーモニーの移り変わりが自然であることを重視すべきとのお言葉はたいへん分かりやすく、納得できました。ありがとうございました!
  • 2015-07-23
  • 質問者
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[C2036] ===質問者さんへ===

そうですそうです、テンションの進みやすい方向は、
そういうことです。
混乱されている部分につきましては、
また譜面をご用意致しましたので、
こちら↓ご覧頂ければと思います。

http://sonicmovement.blog32.fc2.com/blog-entry-807.html

よろしくお願い致します!
  • 2015-07-24
  • Hiroshi Fujimaki
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Author:[ Hiroshi Fujimaki ]
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